京都を歩く394 ~沙羅の花、東林院にて~

今年の梅雨は雨が少ないですが、
雨が降った後の植物の生き生きとした様子を見ると
何だかほっと元気をもらえますね。
さて、一週間ほど前のことになりますが、
それぞれに見頃を迎えている植物を愛でに、二つのお寺を巡りました。

まずやってきましたのは、妙心寺の塔頭、東林院です。
こちらは沙羅双樹の寺として知られており、
毎年6月下旬頃の数週間だけ、「沙羅の花を愛でる会」ということで
特別拝観が行われています。
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本堂の前には苔の庭園が広がります。
何年か前には樹齢約300年の沙羅双樹(ナツツバキ)の木があったそうなのですが
枯死してしまい、今では十数本の沙羅双樹が沙羅林を造っています。
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平家物語の一節にも歌われる沙羅双樹ですが、
お釈迦様が入滅された時、その周りにあった八本の沙羅双樹の木が
一斉に花開いた後真っ白に枯かれて、死を悲しんだとされ
仏教でもとても深い意味を持つ木です。
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インドと日本ではその種類が異なるらしいのですが、
日本ではナツツバキのことを沙羅双樹と呼んでいます。
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沙羅の花は、朝咲くと夕方には散ってしまうという一日花。
そのはかなげな様子が、世の無常をも感じさせます。
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この花も今朝やっと咲いて、
でも夕方には散ってしまうんだなあ。。。
今日咲いてくれてありがとう!
なんて思いながら、長い間眺めていました。
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今年は咲き始めは早かったものの
梅雨にも関わらず雨が少ないことで、咲き進みが遅いらしく、
この頃は、まだ蕾もたくさん着いていました。
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昨日までに咲いた花が、苔に・・・。
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因に、お茶と一緒に出して頂いたお菓子は
沙羅の花の様子をかたどったもので、とっても素敵で美味しかったです。
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(2013年6月18日撮影)
東林院を後にします。

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この記事へのコメント

2013年06月26日 14:52
1日花で儚いから好まれるのでしょうね。
椿などは首から落ちるからと庭木にするのを
嫌がる人も多いと聞きますが・・。沙羅の花は
結構見る機会がありますが1度静かに東林院の庭に
咲く沙羅の花を眺めたいと思っていますが機会がありません。
青い苔の上に散った花が何とも儚く感じますね。
2013年06月27日 22:40
こんばんは、いつもアクセス有難うございます。臨済宗妙心寺、東林院、沙羅双樹の
花、春の夜ならず、夏の世の出来事、一度で花弁を落とす様は、やはり現世の理でしょうか、月下美人と違った味わいがありますね、ここも一度は訪れたい所です、最後に、茶と和菓子又これで決まりました。撮影お疲れ様でした。
2013年06月28日 10:04
花咲か爺さん、こんにちは。
いつもご訪問いただき、気持ち玉、コメントをありがとうございます。
東林院で毎年行われている沙羅の花を愛でる会、前から気になっていたのですが、ようやく今年は足を伸ばすことができました。一日で散ってしまう花というのは、その花の輝きも一際ですね、本当に美しかったです。
この日はテレビの生中継が入ったり、新聞の記事が出たあとだったせいか人も多かったのですが、和尚様の法話も二回聞くほど長居しちゃいました(笑)。
2013年06月28日 10:35
ふうさん、こんにちは。
こちらこそいつもご訪問頂き、気持ち玉、コメントをありがとうございます。
妙心寺にはたくさんの塔頭があり、退蔵院のお庭なども素敵ですが、やはりこの季節は沙羅の花を愛でに、東林院へ足を伸ばしたいと思い、行ってみました。午前中早めだったので、ちょうど今朝咲いたのであろう沙羅の花たちが、それはそれは生き生きと咲いていて、大変魅了されましたよ。
お菓子もまさに朝露に濡れた繊細な花の様子が表されていて、食べるのが勿体無かったです。今年の沙羅の花を愛でる会は、今月末まで、催されているとのことです。
2013年06月30日 00:20
東林院の沙羅双樹、実に趣がありますね。
本当に貴重な写真ですね。なかなか見ることはできませんから。
苔の上に落ちた沙羅の花、風情もありますが、はかなさを感じますね~。
実に日本的。
2013年07月01日 21:51
ミクミティさん、こんばんは。
いつも気持ち玉、そしてコメントを頂きありがとうございます。
東林院の沙羅双樹、朝咲いて夕方散る一日花。この日出会えた花たちとは、まさに一期一会の出会いでした。様子を眺めながら、和尚様の法話を聴いていると、とても感慨深かったです。
沙羅の花は一日だけの命を悲しんでいるのではなく、与えられた一日だけの命を精一杯生きている。今は今しかない、二度と巡ってこない一日一日を大切に生きることがより良き人生を送ること。沙羅の花を見ていて尚一層、その教えが心に刻まれました。

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